抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
体液中のアルコール定量法として5,7-ジヨード-8-オキシキノリンのバナジウム錯塩による定量法は,そのすぐれた特異性と感度をもった.アセトン,アセトアルテヒド,酢酸も支障なく,わずかに影響するメルカプタン,アンモニアも血液および尿中のアルコール測定には顧慮する必要がない.所要検体量は0.025mlでWidmark法の1/8,酵素法の1/20.20C付近にて反応時間は2時間.Widmarkフラスコに加熱したバナジウム試薬5mlをいれ,ふたのさら部にガラス線維ろ紙をおき,これに検体を含ませ,20°Cで反応させた後,水酸化リチウム試液0.5mlの入った共せん管に反応液を移し緑黒色の消えるまでふる.反応した赤色のトルエン層を傾斜し,脱水して,480mμにおける吸光度を測定し,検量線と対比する:参48