文献
J-GLOBAL ID:201602012385666182   整理番号:70A0379777

水稲収量の成立原理とその応用に関する作物学的研究 XCII 窒素施肥による米のたんぱく質の収量およびその栄養価増大の可能性の栽培試験

著者 (3件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 33-40  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
N施肥(基肥,穂肥.線揃期以後の追肥)が玄米の全N含量(TN)および全N収量に及ぼす影響と,その精白によるTNの変動およびアミノ酸含量について検討.(1)基肥および穂肥は.玄米のTNを必ずしも増加しない.しかし.穂揃期追肥は玄米のTNを15~30%増加するとともに,玄米収量をも高め,その結果,全N収量を高める.(2)穂揃期以後のN施肥の,玄米のTN増加効果は30日目まで認められ,その量が多いほどTNは増加.また,同量施肥の場合は,分施回数を少なくして穂揃期に近い時期に.施すのが有効.(3)精白による玄米中TNの減少率は.穂揃期追肥により高TNを示した玄米の力が低いとした.以上および,玄米,精白米のアミノ酸含量とTNとの関係から.N施肥とくに穂揃期追肥は.米のTNを高めるとともに,単位重量当りのたんぱく質よりみた栄養価を向上させるものと推定した:参18

前のページに戻る