抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
再生不良性貧血患者(AA)における葉酸(I)とセルロプラスミン(II)の併用を検討.木梢赤血球への鉄導入率の促進は,ウサギにおいて,ビタミンB
12,I,IIなどの単独あるいは併用効果検討の結果,IとIIの併用のみで網赤血球増多,血色素量増多をみた.両者併用はヘム合成を促進し,ことにテトラヒドロ葉酸(THFA)の場合は対照の15~20倍,N5-メチル-THFAの場合は対照の30倍の導入率がみられた.AAについて初診時の血清II値を測定した成績では,I,II,副じん皮質ホルモンなどの治療により軽快した群での平均値は正常値より高値であった.またIIが高値なものほど緩解導入が草い傾向がみられ,Iの大量投うが有効であることが推定される.