抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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回路網理論の面で古くから用いられてきた正実行列の概念を制御理論の分野に拡張するため,有理関数の行列が正実行列であるための判定規範をシステム理論的な観点から与えた。まず.虚軸上に極を持たずS=∞で零となる要素,つぎに虚軸上に一つの極をもつ要素,最後に一般的な要素から成る行列についてそれぞれ規範とその厳密な証明を与えた。これらの定理は回路網理論と制御工学の相互関連を明瞭に示しており,多重非線形要素を含む制御系の安定問題,線形フィードバックを有する多変数制御系の解析,能動回路網のシソセシスなど重要な分野に広く広用できる;参17