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J-GLOBAL ID:201602012403409109   整理番号:71A0376912

実験的糖尿病動物肝の脂質処理状態の組織化学的研究 I 複合脂質染色陽性か粒の変動

著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 546-557  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0639A  ISSN: 0072-4521  CODEN: GDIKAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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Wistar系ラットにコルチゾン(I)あるいはアロキサン(II)を投与し空腹時血糖値が200mg/dl以上を示す糖尿病を発症させ,その肝細胞を組織学的に研究.スダンブラックB(SBB)染色により1糖尿病群では投与期間の延長に伴い陽性か粒は増加し肝小葉周辺部から中心部に拡がり,II糖尿病群では陽性か粒はI群より著しく増加.スダン(III)(S-III)染色では各群ともSBB陽性とよく似た分布を示した.Baker染色では微小ないし微細か粒がSBB染色分布と同様の所見を示した.岡本法,BourgeoiS変法では1群に細胞外性りん脂質か粒を認め,π群に肝小葉内分布の拡大をみた.これらのことからりん脂質とみられるか粒の一部はクッペル氏細胞で肝への脂肪の搬入促進につれて増加するものとみられ,細胞内の微細か粒はミトコンドリアと密接に接触するりん脂質由来のものと考えられる:参29

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