抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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周期律表のIVA,VAおよびVIA元素は抵温で鉄の粒界のぜい化を起こすが,SbやSnでは粒界偏析によってそれが起きることが知られている。本報告ではFe-0.04C合金に0.02%Tlを加え925°Cで溶体化の後に約50°C/hで480°Cまで冷却し,3日間保持した試料と,925°Cから水焼入れした試料を用いている。水焼入れした試料には粒界割れが見られ偏析を予想させ,徐冷試料の引張り加工による破面には良く発達したfacetが見られた。オージエ電子分折から粒界偏析は証明され,透過電顕によっても非破壊試料にもfacetが粒界にあることがわかった;写図6参13