抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
原子炉設計に必要な全中性子エネルギー領域を通じて中性捕獲断面積を測定しうる系について述べた。中性子束測定技術を新たに開発し,飛行時間測定で得られる従来の断面積よりはるかに精度のよい絶対値が得られた。
10B(n,α)
7Liと水素散乱断面積を,それぞれ80keV以下とそれ以上の中性子束測定の標準断面積として利用した。
3He(n,p)T断面積も断面積測定の2次標準として測定した。データ集録を最適化するために,長さ20mと230mの中性子飛行管を,相補う形で使用した。捕獲ガンマ線の検出には大きな液体シンチレータを使用し,とくにエネルギー分解能と時限特性に留意した