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J-GLOBAL ID:201602012487221193   整理番号:71A0376146

甲状せん機能異常症における血中酵素活性上昇の機序に関する臨床的研究 II

著者 (1件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 63-68  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0915A  ISSN: 0029-0661  CODEN: NNGZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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甲状せん機能低下症の血中CPK,LDH,GOT,GPT上昇に対する酵素クレアランスの関与を確かめるために,無処置,甲摘,チロキシン(T4)投与ウサギ各に上記酵素を投与後時間を追って血中各酵素を測定,さらに肝,筋組織中酵素も測定した.その結果,T4投与ウサギで肝局在性の高いGPTの血中クレアランスがこう進,甲摘ウサギで筋局在性の高いCPK,LDH,GOTの順で著明な遅延が見られ,組織酵素GPT,GOT,LDHはT4投与と甲摘両者ともに著変が無かった,以上のことから,甲状せん機能低下症の血中酵素上昇の機序として血中酵素クレアランス遅延が重要な因子であるが,筋局在性の酵素にのみ異化遅延が存在することから,酵素たんぱくの代謝遅延のみでなく,酵素の非活性化障害もその要因であると考えられる:参78

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