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J-GLOBAL ID:201602012507223937   整理番号:70A0138038

中性子放射化分析による生体試料中のセシウムの定量

Determination of caesium in biological material by neutron activation analysis.
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 181-187  発行年: 1970年 
JST資料番号: B0021C  ISSN: 0079-9483  CODEN: RRALAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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生体中のCs量は0.1ppm以下で,定量例はきわめて少ない。今までの定量では134Cs(半減期2.1年)を使っているが,著者らは134〓Cs(半減期2.9時間)を使い短時間照射で迅速に感度よく定量できた。方法の概略はつぎのようである。1.8×1012ncm-2s-1の中性子束中で試料を1-3時間照射し134〓Csを生成させる。試料を400°Cで灰化し6MHNO3に溶かしCs担体と既知量の137Csを加える。hydrated antimony pentoxide(HAP)カラムに通し24Naを除去しりんモリブデン酸アンモニウム(AMP)カラムを通し134〓Csを吸着させる。飽和KNO3溶液を流し42Kを除去し134〓Csを吸着させたまま,AMPのγスペクトルをNaI(Tl)の波高分析器で測定する。化学収率は添加した137Csの回収率からしらべ収率の補正を行なう。平均回収率は85%。定量値の信頼性は±6%,一般の放射化分析の信頼性とほぼ等しい。この定量法によってえられた魚肉中のCs量は0.017-0.12ppm,人体筋肉中のCs量は0.004-0.054ppmであった。化学分離では一度に5試料処理でき,所要時間は1.5時間であった。この定量法の感度は3×10-9gCsでだいたいの生体試料中のCsの分析法の感度としては十分である。γスペクトロメトリーで134〓Csは129KeVのピーク面積で,137Csは662KeVのピーク面積でそれぞれ定量した(河村正一);写図1表1参18
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