抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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生体膜の透過性を究明するため,不溶化させるために熱処理したゼラチン膜について,膜透過性の実験を行なった.見掛けの膜透過係数の逆数と膜の厚さは直線関係を満足し,膜内における透過と界面における透過に分け検討した。透過条件の違いにより,界面における透過は非常に大きな影響をうけるが,膜内透過係数は一定であった。厚い膜では膜内透過律速となり,薄い膜では界面律速に近くこの変化は界面抵抗の大きさに依存する.ゼラチン膜のKCI透過はゼラチン含量が増し,密になるほど膜透過性は減少し,見掛けの膜定数も減少する.また界面透過速度,界面抵抗はゼラチン含量によらず一定である:参11