抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒト涙中のプロティナーゼ阻害剤の存在について検討。トリプシンおよびキモトリプシンの合成基質に対する活性におよぼす涙そのものの影響を検討。SephadexG-50を用いた薄層クロマトグラフィー,アガロース電気泳動などの結果より,ヒト涙には,分子量3000~9000,pH8.65の電気泳動で陰極に移動するトリプシン活性阻害剤が存在することが判明。阻害の程度は,アンモニア刺激により得られる涙/mlはトリプシン25μgを阻害,刺激によらない涙ではそれよりも高い。涙中の阻害剤は,角膜および結膜をプロティナーゼより保護するものと推定;写図3参8