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J-GLOBAL ID:201602012548974467   整理番号:65A0249536

宇部市水道の臭気とその対策

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資料名:
号: 363  ページ: 31-43  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0025A  ISSN: 0371-0785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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宇部市水道の水源は厚東川貯水池で,この貯水池に臭気を発生するようになったのは貯水池完成愛4年を経過した,昭和29年からであった.そして浄水の異常奥気は昭和34年5月から起り,それまではろ過方式が緩速ろ過法のみであったので上水に異臭はなかった.しかし,需要量の増加に伴い施設の拡張が行なわれ,ろ過方式は急速ろ過方式を採用したため,ろ過過程中に脱臭されず使用者に不快感を与えるようになった.よって,異臭対策として(1)直ちに脱臭を行なうこと(2)脱臭の研究(3)厚東川貯水池の臭気発生原因の究明などをすることになった.満3か年を経過した現在では厚東川貯水池の臭気発生原因はほとんど判明し,脱臭方法も決定をみるにいたった.この間の調査研究の概要を報告する.臭気発生原因調査では18項目について行なったが,総合的にみた場合,貯水池の水質は水温の影響を著るしくうけている,厚東川貯水池が多目的貯水池であったりして臭気発生の予防は困難であるから浄水過程において脱臭することにし,粉末活性炭素法と強塩素法を実施し,効果を上げている.
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