抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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非対称集団運動モデルにおいては,偶核の励起準位の表面の形と偶奇性との間の関係が,一つの問題となっている。偶奇性は形の多重度と関係があると仮定する。すなわち偶のorderの変形の時は偶のパリティを持つとする。核の励起準位の内,負パリティのものは純粋に奇の。rderの平衡状態の形を持っているのか,偶の変形に,奇の変形がわずかに重なっているのかははっきりしない。この論文では.非対称モデルを使ってその問題を明らかにする。モデルとして考えたのは,純粋な4重極,純粋な8重核及びそれらの混ったもので,実験との比較は22STh,z32U,及で23‘Uについて行なった。まず4重極モデルで偶準位の位置をあわせるようにパラメータγ及びμの値をきめた。次の3種類のモデルで奇準位をあわせてみたが,純粋な4重極モデルではややちがったγ,μの値を使わないといけないが.4重極と8重極の混合の時には.偶準位の時のγ,μでよくあう。いずれにせよどのモデルでも準位はかなりよくあわせられることがわかった。またE2の分岐率も22STh,232Uではよくあう(23‘Uはデータが不足)。従って準位.分岐率だけからは形を議論することはできなししかし静的モーメントの値は明らかに差が出て来るはずである(あわ屋隆);写図3表4参20