抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クエート原油より得られた370~400°Cの留分の潤滑油の直接水添による化学組成の変化と安定性について研究した.水素添加はNi-Co-Mo触媒を用い300~400°C,80kg・cm
-2・gaugeで行なった.芳香族といおう化合物の組成は水素添加により大きく変化した.300~350°Cの反応では芳香族の組成は変化したが総量は変化せず,いおう化合物が芳香族に変化した.400°Cの反応では芳香,族は飽和炭化水素への水素化を受けた.水素化油の酸化安定性は,カリホルニア油,ベネゼラ油と同じくいおう含量が0.1~0.4%で最大を示した.色安定性は非塩基性窒素量と関係があり,これらはいおう,酸素を同一分子に含み,水素化により変化を受けず色安定性を悪くしている:参14