抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アカマツ辺材より木粉炭,紙よりセルロース炭,シラカバ材からリグニン炭を用い.その官能基として全酸性基,強酸性基,弱酸性基,活性水素,カルボニル基について各加熱温度との関係を測定した.酸性基は,450~550°Cで激しく熱分解し,セルロース炭が最も多くついで木炭,リグニン炭の順になる。カルボニル基はリグニン炭,木炭,セルロースの順に減少する.不対電子は450~600°Cで増加し650~750°Cで急速に減少しそれ以上では検出されなかった.官能基は炭化初期に多い.活性水素は急減する傾向は見られないが,全酸性基量と直線関係にある.木炭はセルロース炭とリグニン炭との中間的な性質を示す:参11