抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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原子炉周辺の植物における放射性核種の蓄積状態を調査することは,原子炉からの廃液によって起る障害を防止する上に重要でCs,1,Sr,Znその他の核種について行なわれた。さらに吸収と転移吹:,ついても多くの研究がなされたが,特に131 1の径根および葉面吸収について詳細な研究がなされた。また回遊性の鳥や魚を用いて32 Pなどの核種の動きが調べられた。さらに放射性降下物に由来する放射性核種の食物連鎖における動きも調べられ,特にこの場合,食性の著しくことなるエスキモー人が興味の対象になっている。さらにまたある種の甲虫を用いて放射線照射時に・おける湿度,温度,環境要因などの影響を調べている(小栗 幹郎)
