抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Y-3642はラット肝ミトコンドリアの酸化的りん酸化に対し,アンカップリング作用を示し,20%阻止濃度は90μMであり,アセチルサリチル酸などより低く,フェニルブタゾン,インドメタシンより高い.カラゲニン浮しゅを十分に抑制する100mg/kgの経口投与では酸化的りん酸化を阻害しない。1mMのY-3642にてミトコンドリア膨化は促進されたが,0.5mMでは逆に抑制された.Y-3642は100μMにてミトコンドリアATPアーゼに対し約12%の活性化作用を示したが,他の比較対照よりも弱く,Y-3642の抗炎症作用に対するミトコンドリアATP産生抑制および分解こう進作用の関与は少ないものと推定される:参20