抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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同位体比(r)の測定法としては波高分析器を使用してαエネルギースペクトルを求め,その解析による方法が最も信頼性があるとされているがαスペクトルの解析では
234Uのα線エネルギーピークとほぼ同位置にエネルギーピークをもつ
230Th,
226Raを完全に分離せねばならない欠点がありこの点を改良する目的で
230Th,
226Raの除去を,これら核種のトレーサー(UX
1またはMsTh
1など)の併用によって確認する方法を確立し,これによりαスペクトルを解析して信頼しうるrの測定値をうることができたのでこの方法で本邦の数種の天然試料についてはじめて
234U/
238U比を測定し,さらにその地球化学的意味も考察.