抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットの実験的緑色しゅに多量に含まれるペルオキシダーゼ(PO)の分離精製を行ない,その生化学的性質を検索.ラット緑色しゅは,移植後2週間前後で外部より認識されるようになるが,PO活性はしゅよう成長前期に高かった.そのしゅよう細胞を遠心分画したところ,PO活性の90%以上がミトコンドリアまたはリゾソーム両画分に存在した.この精製POはポルフィリンを結合しており,その除去が不可能であるが,ポルフィリン自身はPO活性とは無関係でありその大部分がプロトポルフィリンで,POとビニル基にて結合していると思われた.また,POはRNAとも結合しているが,可溶性RNAの溶出パターンを示し,その沈降係数は5Sであった.その吸収曲線から緑色しゅPOはミエロ-POを基本としたものと思われる:参37