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J-GLOBAL ID:201602012673925516   整理番号:64A0263364

グリセリン処理ミトコンドリアのATPと二価陽イオンによる収縮

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資料名:
巻: 56  号:ページ: 22-36  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0286A  ISSN: 0021-924X  CODEN: JOBIAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ラット肝ミトコンドリアを-15°Cで50%グリセリン-0.125MKCl-0.02Mトリス(pH7.4)で処理すると長期間にわたって安定な収縮を示す.この収縮にはATDと二価イオンの存在が絶対必要であるが,Mn2+が最も強く,Mg2+とCO2+は同程度の収縮を示す.ATPとMg2+によつて520mμの吸光度が増加する.収縮したミトコンドリアを洗ってATDとMg2+を除くと数分で吸光度はもとのレベルとなり,ATPとMg2+を加えると再び収縮する.すなわち収縮は可逆的である,この収縮の耐化的りん酸化の阻害剤によって阻害され,りん酸化機構の一部が収縮に関与すると考えられる.
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