抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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差動熱計(DSC)を用い,絹フィブロインの結晶性,配向性の変化によって生ずるDSC曲線の特徴と,α-β転移によるDSC曲線の変化などについて検討した.結晶領域の分解点のピークは348°C付近にあると推定.α-β転移温度は240~250°C付近にあり、β型に転移した凝固フィブロインの分解ピークは290~300°C付近にあった.重たα-β転移を生ずる場合,処理条件によりα・β混在型を経てβ型に転移した.絹フィブロインのDSC曲線を,無配向β型成分と高配向β′型成分との混合系と考え,また凝固フィブロインのα-β転移についても,α型成分と無配向β型成分の混合系と考えてDSC曲線の出現形式を説明した:参13