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J-GLOBAL ID:201602012688176293   整理番号:72A0403060

絹フィブロインのDSC曲線

著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号: 4/5  ページ: 91-98  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0278A  ISSN: 0037-9875  CODEN: SENGA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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差動熱計(DSC)を用い,絹フィブロインの結晶性,配向性の変化によって生ずるDSC曲線の特徴と,α-β転移によるDSC曲線の変化などについて検討した.結晶領域の分解点のピークは348°C付近にあると推定.α-β転移温度は240~250°C付近にあり、β型に転移した凝固フィブロインの分解ピークは290~300°C付近にあった.重たα-β転移を生ずる場合,処理条件によりα・β混在型を経てβ型に転移した.絹フィブロインのDSC曲線を,無配向β型成分と高配向β′型成分との混合系と考え,また凝固フィブロインのα-β転移についても,α型成分と無配向β型成分の混合系と考えてDSC曲線の出現形式を説明した:参13
引用文献 (13件):
  • 1) 石川博,平林潔,早川忠男;繊学誌, 25, 425 (1969)
  • 2) 祖父江寛,石川博,松崎啓;工化, 64, 706 (1961)
  • 3) 石川博,祖父江寛,松崎啓;信大繊研報, 10, 176 (1960)
  • 4) 石川博,松崎啓,祖父江寛;工化, 64, 2030 (1961)
  • 5) 村瀬良一;絹糸の構造, 145~164 (1957) (千曲会出版部) (上田)
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