抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1950年の初期以降,道路および建物の建設は将にブーム時代に入り,地盤掘削装置の大幅な需要増と,機械に対する効率の上昇などが進んだ。特に機械装置の中で最も技術向上のめざましいのが,油圧機構のシリンダで,作動油圧の高圧化に伴うストロークの長大化,仕上公差と表面仕上程度および材質の改善などに問題がある。作業環境もシリンダ設計に影響があり,ダスト・シールの改良に迫られた。すなわちクロームメッキ,防御油,ブーツ,ワイパおよびロッド・スクレーパが改良された。このロッド・スクレーパにはま耗の激しい環境で使用されるのでポリウレタンが使用された;写図5表8