抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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4か所のふ卵場で発生する死ごもり,虚弱ひなを対象に2年間にわたってAcinetobacterの分離を試みた結果,3か所に由来する検体が,23~55%の割合で本菌に汚染.供試鶏胎の発育度が進むに従い,汚染率は上昇.1ふ卵場では8回の検査,575検体で1例も汚染を検出せず.種ニワトリ,ヒト,ブタ,イヌ,ウサギからは本菌の分離はまれで,土壌からは20%以上の率で分離.淡水からも4.5~7.7%の割分で分離.鮮魚,肉,淡水産のカニにも検出.以上より本菌は元来土壌を中心に,腐生菌として生息すると推定.1ファージによる感受性試験の成績から,ふ卵環境は同一の菌型により,長年月にわたり汚染されると推察:参23