抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球規模の大気大循環の気候的状態をシミュレートするために,統計的-力学的2層大気モデルについて考察した。大循環の基礎的気候特性を,風の帯状・子午線・垂直成分,気温,気圧,総観規模じょう乱の強度・構造・大きさ・移動を表わす統計値,の帯状平均によって表わした。それぞれの渦の発達は潜在的に取扱ったことになる。帯状平均場の方程式をプリミティブ方程式系から導き,渦統計に対する方程式を大規模渦の力学の研究結果を用いて公式化した。一定の年平均日射に対して数値積分を行なった。50Bまでの結果には,ジェット気流,平均子午面循環のFerrel細胞,熱の極向き輸送などの実際の循環の主要特性が現われ,変動しながら準平衡状態に達することを示した;写図10表6参26