抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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カラムクロマトグラフィーによってβ-リシンを精製した.Donaldsonらの方法によって得られた正常ウサギ血清の部分的精製β-リシンをSephadexG-200にかけ,たんぱく濃度と殺菌力によって分画したところ,B.subtilis PCI219に対する殺菌因子はかなり低分子量であることが推定されたので,新ためてG-75によって分画を試みた.その結果,部分的精製β-リシンはFrAとFrBに明確に2分画され,殺菌力は低分子量のFrBにのみ認められた.本法はβ-リシンの精製法として有効である:参6