抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固体表面付近の水の挙動については,今までいろいろな方法で研究されているが,ここでは緩速中性子散乱法を使い,水の拡散を調べた。使用した原子炉は,DIDOで,チョッパーで5.2Aの中性子を取出し,入射中性子に対して10~90°の間の角度で測定を行なった。試料としてひる石を使い,これに水を含浸させて実験を行なった。試料は,中性子の透過率が,85%以上になるように選んだ。ひる石では,水の層を1~2原子の厚さにまで薄くすることができるもので,この方法によれば,水の拡散係数が0.2×10
-5cm
2/sから水だけの場合の2.4x10
-5cm
2/sまで測定可能である