抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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同一原株ぶどう球菌248系から分離した248αHと248βH株のICRマウス静脈内攻撃における毒力について検討.両者のin vitro生物活性はαHがα毒素を産生するがβ溶血素を産生しないのに対し,βHはこの反対の性質でありそれ以外の遺伝的背景は均一である.毒力LD
50値は両者にあまり差を認めないがαHの方が早期にその作用を認める.じんのうよう形成能についてのAD
50値はβHの方がαHよりはるかに高く,各臓器内の分布と消長については,βHの方がじん臓内増殖の速度が早くその度合も高い.一方αHの感染マウスでは四肢に関節のうようを極少量の感染で起したが,βHでは陰性であり,これはαHのα毒素産生能に関与するものと思われる:参10