抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Neurospora crassaの細胞質系におけるたんぱく質生合成の開始について調べた。この細胞質系には主なる二つのメチルオニル-tRNAが存在した。そのうちの一つはEscherichiacoliトランスホルミラーゼによリボルミル化が可能なメチオニルーtRNA
f(I)であった。Iは他のメチォニルーtRNA
m(II)と比較してリボソームに対する結合の親和性が強く,アミノ基末端へのメチオニンのとりこみによるたんぱく質生合成に機能しているらしい。一方,Hはメチオニンをたんぱく質内部の残基へ転移する作用があった。以上の結果,NBxsosporaのたんぱく質生合成はホルミル化しないIによって開始されるものと結論;写図2表2参27