抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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30Et
2を触媒とするシクロペンタシエン(CPD)とオルトビニルフェノール(OVP)のカチオン共重合を-25°Cで行なった.コポリマーの組成分析によりトルエンおよび塩化メチレン中においてCPDが大きい反応性を示すことを明らかにした.CPDは始原系における安定化の程度は低いが,カルボニウムイオン中間体はかなり安定であるために反応性が大きいと解釈.一方,コポリマー組成に対する溶媒の極性効果はほとんど観測されなかった.この事実は2種のモノマーから生じたカルボニウムイオン中間体の安定性がほぼ等しいためであると説明.コポリマーの重合度は低く,共重合速度も小さかった.OVPは生長反応のみならず移動および停止反応にも関与していると推定.OVPを共重合させることにより,ポリCPDの抗酸化性を向上させることができた:参13