抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,日本経済は非常に微妙な段階にきている。商品の需給関係をみても,自動車,家電などのようにひっ迫から緩和に逆転しつつあるもの,あるいは今後逆転が予想されるもの,また供給力超過の懸念が大きいものなど,その関係が自律的に悪化する動きがかなり出ている。また一方,輸出の鈍化による市況の悪化がみられる。にもかかわらず企業の投資はいぜんとしておう盛であり,企業の期待利潤と現実とのかい離が生じている。過剰供給力の大きさをどの程度にみるか。また中期循環の可能性はあるのか,とくに耐久消費財の需要に対する飽和点問題をどう考えるかについて討論する;写図1