抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スパルテイン(I)は1,2-ジクロルエタンに抽出されず呈色もないが,弱酸型色素テトラブロムフェノールフタレインエチルエステルか共存するとイオソ対を形成し有機層に移行し,615mμに吸収極大を示す.この現象に着目し(I)の比色定量法を確立.実験上の諸条件を検討したところ,pH7~11で色素添加量が(I)の5倍モル以上であれば,最大一定の吸光度を示し,(1)は定量的に抽出された.検量線は,水溶液中で(I)の濃度が8×10
-7~4×10
-6mol/lの範囲でBeer則に合う.連続変化法で求めた抽出種の組成は(1):色素=1:1であった.共存物質の影響を調べたところ,無機,有機の塩はともに妨害せず,アミンおよびアルカロイド類が本定量法を妨害した:参6