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J-GLOBAL ID:201602012888210941   整理番号:66A0285011

溶液中の中性子吸収剤の水の放射線分解に対する効果

Etude des effets de certains absorbeurs de neutrons en solution sur la radiolyse de leau
著者 (1件):
資料名:
ページ: 1-47  発行年: 1965年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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熱中性子の吸収剤についての研究の一部として,炉心の放射線による水の放射線分解の速度に対する塩類の影響を調べた。塩類の存在下で分子状生成物特に水素の生成がどのような変化を受けるかを研究した。安定な原子価状態を一つしかもたない多価の陽イオンが存在すると水素分子の初期収率が純粋な水の場合より低下することを見出した。このような効果はカドミウム・亜鉛・マグネシウム・ガドリニウムの塩について確認された。この効果は水素分子の前駆体の一つである溶媒和電子と陽イオンの相互作用にもとずくものと考えられる。酢酸カドミウムの濃度と水素分子の初期収率の関係からカドミウムイオンと水素分子の前駆体との反応速度定数を求めた。この値はCd2++ e-aq→Cd+反応について報告されている値と完全に一致した。またほう酸の希薄溶液は水と同じ挙動を示した。有機物が存在すると水素分子の初期収率は変化しないが,定常状態における水素分子の量は変化をうける;図14表11参58(安部文敏)
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