抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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小麦の根による,
35S標識硫酸コリンの摂取実験に,液体シンチレーション法を用いた.苗を水耕法で一週間育て,コリンの取り込みの実験を行ったあと,根を硫酸カルシウムで洗い,ろ紙をふきとり,空気中で1~2時間乾燥させ,重量をはかってある20mlの空の試料びんに入れ,さらに 105°Cで2時間乾燥し,乾燥器内で冷し,液体シンチレータ(トルエン2l,エタノール1.2l,ジオキサン2l,ナフタレン260g,PPO26g,POPOP0.5g)を注ぎ入れ,Nuclear Chicago社のModel703型測定器で測定した.根の重量と,Channel ratioの関係を求め,根の量による計数効率の相相対的変動を調べた.また,根の重量と絶対効率の関係を求めるため,非放射性の根と,
35S標識硫酸を用いてその関係を求めた.さらに,根の量とバランス.ポイントの動き,試料瓶の角度による計数効率の変動についても検討した;図3参7(岩倉 哲男)
