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J-GLOBAL ID:201602012895286988   整理番号:65A0238784

イヌにおける吸入144CeO2の急性および慢性的影響

Acute and chronig effects of inhaled CeO in dogs.
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資料名:
巻: 10  号: 12  ページ: 1203-120912041  発行年: 1964年 
JST資料番号: B0373A  ISSN: 0017-9078  CODEN: HLTPA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA) 
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ビーグル犬に144Ce-144PrO2を吸入させ,身体に対する影響を研究した。非結晶および結晶型の144Ce-144PrO2はそれぞれ過酸化法および焼成法によって調製した。これをイヌに1回吸入させ,初期の肺沈着とその後の体内の残留を全身カウンタにより測定した。臨床検査には,毎週の物理的検査,週期的なX線検査,動脈血のガス,pH検査,末梢血の血球検査,その他が入っている。組織中の同位体量や病理的所見も調べた。全身の体内残留の生物学的半減期は1.5-5.2年であって,粒子の大きさ(CMDで0.04-0.12μ)や結晶の状態に関係がなかった。体内分布を調べてみると,1年後には肺中量が10%以下となり,肝臓と骨はともにおよそ40%位となった。濃度では,肺のリンパせんの値が肝臓の10倍程度であった。骨では成長部位に多く集っていた。生物学的効果としては,2mc吸入したイヌが8か月後に死んだ。このイヌの死体解剖では肺がひどく冒され,多くの病理学的所見があった。また脱水がひどく肝臓にもじん臓にも壊死が見られた。このイヌの肺に対する放射線量は死ぬまでに50~130kradであった。一般に吸入したイヌにおける最も急速で敏感な所見はりンパ球数の減少であった。好中球の減少はリンパ球ほど顕著ではなかった;図5表3参11(藤田 稔)
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