抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炭素鋼を平面研削盤で研削し標題の解析を行なった。その結論は(1)加工層の塑性流動量はセメンタイトとフェライトの比体積の関数と考えられる。(2)セメンタイトが多い鋼ではバニッシ抵抗が減少し,加工層の塑性流動量は0.10%の鋼に比し0.97%Cの鋼で約10%減じている。(3)実測の残留応力と有限要素法による熱的残留応力の値には開きがあり,炭素量が大きいとそれらは圧縮側に移行しその分布と変化は類似している。(4)加工層の塑性流動はバニツシ抵抗を除いた研削抵抗による影響がもっとも大きい。(5)研削加工層の熱的残留応力は実測残留応力の変化と対応する;写図10表3参10