抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄筋の腐食に関して,その原理・原因・コンクリートの性状の変化ならびにその対策について考察。空気中の炭酸ガスによるコンクリートの中性化や侵食性化学物質の存在などによる化学的な要因,外力や凍結融解作用によるひびわれ発生等物理的要因さらに直流電流による電気的原因により腐食が進行する。鉄筋表面は数多くの電極が構成されており,水分により局部電池が活動可能になり,それにともなう化学反応により腐食する。相対湿度が50%以下になれば腐食速度はゼロに近くなるといわれる。また許容ひびわれ幅は一般的に0.2~0.35mmと考えればよい;写図17表6参27