抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ラットを72ないし120時間絶食させると,代表的なリゾソーム(I)水解酵素,例えば小腸粘膜の酸性ホスファターゼ,β-グルクロニダーゼ,β-ガラクトシダーゼ,カテプシンD等の比活性は段々と増加し,給じ動物の2~4倍に達した。72時間の飢餓で,腸管重量の60%以上,粘膜たんぱくの約75%が失われた。再給じにより,腸管I酵素は急激に正常レベルに戻り,腸管組織および全体重の消失分が回復された。腸管I酵素の比活性の変化は,飢餓あるいはある栄養素の制限期間にその動物を維持あるいは生存させるための体組織の急速な代謝回転に必要とされる適応過程に関連していることを示唆;写図3表2参28