抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
こうじ菌の液体培養においてp-メトキシフェノール(pMP)の生成はこうじ菌の種類に影響され,一方p-オキシ安息香酸(pHBA)の生成は培地組成により左右され,また糖濃度が高いほど生成量が多い.洗浄菌体によるpMP,pHBA生成の至適pHは7.0付近であり,Ag
+,Hg
2+,1,1′-フェナントロリン,α,α′-ジピリジルは両者の生成を強く阻害.試験菌120株のうち90株が,pHBA,pMP生成能をもち,大部分の減.A.oryzaeまたはflavusが上記性質をもち,一方pHBA生成能のみをもら菌株は15株で,その大部分はA.oryzaeに属した.アニスアルデヒド,アニスアルコールからもpHBAを生成.pMP生成能を欠く菌株はアニス酸含有斜面培地上での胞子のピンク呈色は認められないが,pMP含有培地上では呈色することより,胞子のピンク呈色はpMPを経て行なわれることを確認:参6