抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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硫酸さいに対し,高温で分解して塩素を発生する食塩,塩化カルシウム,さらし粉などを加えて,団鉱およびペレットに成型,焼成し,団鉱の焼成と同時に脱銅を行なう乾式法について研究した.CaOCl
2は作業し易く,ペレットの長期貯蔵が可能で,脱銅も容易である.CaCl
2は生ペレットの吸湿性が大きく,強さが低く,焼成炉への装入が困難である.完全な脱銅に必要な添加物の量は10%をこえる.CaOCl
2の量は脱銅に必要な最低限とすべきである.焼成温度は1,100°Cが適当である.