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J-GLOBAL ID:201602013126551845   整理番号:72A0378987

四級アンモニウム化合物分布のオートラジオグラフィーによる研究 II マウスでの14C-デカメトニウム,14C-ヘキサメトニウムと-ジメトニウムの分布

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資料名:
巻: 19  号:ページ: 1876-1885  発行年: 1971年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マウスで<sup>14</sup>C-デカメトニウム(I),<sup>14</sup>C-ヘキサメトニウム(II),14C-ジメトニウム(III)の静注後分布を全身ナートラジオグラフ法で比較.肝への蓄積速度と程度はIII<II≪Iの順であり,Iは注射後直に肝へ高濃度で蓄積された.排せつは主に尿経路を経,その速度はIII>II>Iの順であった.ビス四級アンモニウムの特徴として,全化合物は軟骨に,IIとIは髄膜,恐らく蜘網膜に速い蓄積と長い保持を示した.せん細胞への浸透はみられなかった.ビス四級構造はすべてだ液せんと他の分泌せんに蓄積しなかった.Iのみが筋組織に高い蓄積を示したが,IIは薬理学的不活性なIIIと同様蓄積を示さなかった.これら結果およびテトラメチルアンモニウムが何の蓄積も示さなかったことは巨視的レベルでの薬物の分布と薬理学的作用間の直接の関係の存在を示唆した:参14

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