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J-GLOBAL ID：201602013138325220   整理番号：72A0378191

河川汚濁に関与している硫化水素生産菌 I 名古屋市内汚濁河川から分離した硫化水素生産菌

著者 (2件)： 伊藤和男 ,  青木良雄
資料名： 名古屋市衛生研究所報  (Annual Report of Nagoya City Public Health Research Institute)
号： 17  ページ： 55-61  発行年： 1971年 
JST資料番号： F0865A  ISSN： 0287-5241  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 名古屋市内の堀川,山崎川,緑区新海池から採水した試料について,汚濁河川の硫化物生産状態を明らかにする目的で,Na₂S₂O₃,Na₂SO₄などからH₂Sを生産する菌71菌株を分離し,生化学的性状を検討.性状により8群に分け本報では通性嫌気性群7群12種について検討した.その結果,沿岸海域および感潮河川においてH2Sの生産は硫酸塩還元菌のみによらないで,硫酸塩還元の中間物であるチオ硫酸塩,亜硫酸塩を還元しH₂Sを生産する細菌群が多く分布していることが分つた.これら細菌群の大半はCitrobacter freundii(38株),Proteus vulgaris(2株)などの腸内細菌であった:参23

タイトルに関連する用語 (6件)： 河川汚濁 ,  硫化水素 ,  菌 ,  名古屋 ,  汚濁 ,  河川