抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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りん酸と硫酸の混合液中でのりん鉱石の溶解速度を,酸の濃度を変化させて測定した。溶解速度データを得ると共に,不溶解の鉱石の残留物の表面を顕微鏡で調べた結果,おそい溶解速度は,岩の粒子の表面にCaS0
41/2H
2Oが核発生するためであることがわかった。この核発生は溶液の過飽和度と関係するのであって,この過飽和度を,見かけの溶解度積定数と平衡時それとの比として定義すれば,この値が1に近いと半水和物の核発生は起きず,またこの値が2.5に近づけば半水和物が沈殿する。ただしこの時鉱石はまだ完全に溶ける。この値が2.5を越えると,半水和物は鉱石をおおって鉱石溶解をさまたげる;写1 図1 表2 参10