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J-GLOBAL ID:201602013184803188   整理番号:64A0252320

若干のCo(III)ヘキサアンミン型錯体の放射線化学と光化学的挙動

О радиационнохимическом и фотохимическом поведении некоторых гексамминов.
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 305-314  発行年: 1964年 
JST資料番号: R0074A  ISSN: 0033-8311  CODEN: RADKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 旧ソビエト連邦 (SUN) 
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水溶液中で大層安定な[Co(NH3)6〕(N03)3および[co(en)3〕(N03)3または[Co(en)3〕CL3の0.01M.0.002 M.0.001M溶液に,γ線あるいは紫外線を照射し,pH変化,電気伝導度,吸収スペクトルおよびCo(OH)3沈殿の生成状況を観察して,その分解の機構を検討した。〔CO(NH3)6〕3+については希薄溶液ほど分解が速く進み,3万r以上の照射では褐色沈殿を生じ,それ以下でも吸収スペクトル曲線の全般的上昇にあらわれる変化を生ず。なお0.1NHClO4で少し酸性とすると吸収スペクトルの形はもとの溶液のものにもどる。紫外線照射(IIPK-4にて4時間)でも同様の変化を確認した。一方,〔CO(en)3〕3+については30万rの照射や強い紫外線のIIPK-7,の照射でも沈殿は現れることなく,溶液は透明のままでただ赤色となりPHが増加するだけである。この変化の中間段階は3万rの照射で検討し,HClO4で可逆なことを確認した。以上によりCo(III)ヘキサアンミン型錯体では安定度定数の大きい〔Co(en)3〕3+が放射線に対してよりも安定であり,その分解としては,cls〔co(en)2(H2O)2〕3+〔CO(en)2H2COOH〕2+,〔CO(en)2(OH)2〕+あるいは〓の生成へと進む加水分解反応が妥当であると考えた;図6表1(2頁分)参12
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