文献
J-GLOBAL ID:201602013187232378   整理番号:71A0380046

微量全血を用いるろ紙法による抗生剤濃度測定法に関する検討

著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 159-165  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0608A  ISSN: 0009-3165  CODEN: NKRZAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
抗生剤血中濃度測定法としての全血を用いるろ紙円板薄層平板法につき検討.ろ紙に吸着させる全血量は一定にし,被検,標準とも同一条件に調製する.ヘパリン加全血と採血直後のヘパリン非添加全血とでは測定値に差がない.ディスクの一端を全血にふれ血液が全ディスクにしみわたったら,吸水紙に軽くふれて余分の血液を取り去る方法によりディスク吸収全血量を均一化.特に拡散の低い薬剤以外では培養前放置時間を6~12時間にする.テトラサイクリン(I),ペニシリン(II),カネンドマイシンでの実験誤差は,1枚の平板使用で193~60%から133~78%以内の範囲,3枚の平板使用で146~74%から118~86%以内.B.subtilis PCI219を用いる薄層平板法でI,II-G,クロラムフェニコール(III)で全血中薬剤の対数濃度と阻止円直径とが直線関係.III内服後の血中濃度も本法で測定可能:参19
引用文献 (19件):
  • 1) 宮村定男, 金沢裕 : 薄層カップ法による体液中ペニシリンおよびストレプトマイシン濃度測定法. J. Antibiotics 3 : 411-416, 1950
  • 2) 宮村定男, 金沢裕 : カップ法による体液中抗生物質濃度測定について. 臨床4 : 678-689, 1951
  • 3) 金沢裕, 倉又利夫 : サルファ剤の生物学的活性濃度測定法ならびに2, 3サルファ剤についての測定成績. Chemotherapy 8 : 478-485, 1960
  • 4) 金沢裕, 宮村定男, 倉又利夫 : カップ法による体液中Kanamycin濃度測定法. J. Antibiotics, Ser, B8 : 295-296, 1960
  • 5) KANAZAWA, Y. & T. KURAMATA : Assay method for biologically active isoniazid in body fiuid by agar diffusion method using saprophytic mycobacterium as test organism, Chemotherapy 11 : 176-179, 1963
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る