抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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抗生剤血中濃度測定法としての全血を用いるろ紙円板薄層平板法につき検討.ろ紙に吸着させる全血量は一定にし,被検,標準とも同一条件に調製する.ヘパリン加全血と採血直後のヘパリン非添加全血とでは測定値に差がない.ディスクの一端を全血にふれ血液が全ディスクにしみわたったら,吸水紙に軽くふれて余分の血液を取り去る方法によりディスク吸収全血量を均一化.特に拡散の低い薬剤以外では培養前放置時間を6~12時間にする.テトラサイクリン(I),ペニシリン(II),カネンドマイシンでの実験誤差は,1枚の平板使用で193~60%から133~78%以内の範囲,3枚の平板使用で146~74%から118~86%以内.B.subtilis PCI219を用いる薄層平板法でI,II-G,クロラムフェニコール(III)で全血中薬剤の対数濃度と阻止円直径とが直線関係.III内服後の血中濃度も本法で測定可能:参19