抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多くの降水の化学分析の結果から降水中の硫酸は1946年から1959年までの間に約8.5倍に増加していることを見出しこれから大気中の硫酸がこの期間中に8.5倍に増加したことを推定した。この大気中への硫酸の供給源として考えられる海塩,燃料および火山ガスからの供給量を地球化学的結果から算出したが全供給量の80%にもおよぼないことを明らかにした。そこでこの供給量の大部分を占める新しい源を解明するため降水中の硫酸のいおうアイソトープ組成および供給源の異なる硫酸のいおうアイソトープ組成を測定して,新しい源の硫酸のいおうアイソトープ組成を推定した。この推定値’は海水中の硫酸が硫酸還元パクテリヤによって生成された硫化水素のいおうアイソトープ組成と類似していることから主要な硫酸の供給源は汚染の甚しい河口または沿岸地帯で硫酸還元バタテリヤによって大規模忙生成される硫化水素であることを推定したS図1表8参15(著者抄録)