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J-GLOBAL ID:201602013218798766   整理番号:65A0250659

ゼラチンと食糧化学的研究(I)市販食品用ゼラチンの物理的性質と化学成分

著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 241-244  発行年: 1965年 
JST資料番号: F0624A  ISSN: 0021-5376  CODEN: EISOAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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食用ゼラチンの着色度は無角に近いものから褐色に近いものまであり,上級品ほど着色度は低い.融点は24.5~28.7°Cで上級品程高い.粘度は1.28~1.59,ゼリー強度は307~581で,いずれも品級との間に一定の関係はない.粘度はpH4.7から酸性および7付近よリアルカリ性になると急激に低下.ゼリー強度はpH6付近より酸性で急激に低下,アルカリ側で8以上でゆるやかに低下亜硫酸塩およびひ素はすべてのゼラチンに含まれず.水分は,10.82~18.34%灰分は乾物中0.67~1,45%で,上級品程少ない.たんぱく質含量は80.77~88.15%であった.アミノ酸組成は,これまでの報告に比し,Val,Met.Thr,Tyrがやや低値を示し,Tyr,Tyr,Cystinが従来の報告同様零値を示めした.
引用文献 (5件):
  • 1) 満田久輝: 栄養化学要説, 140 (1959)
  • 2) 満田久輝ら: 栄養と食糧, 12, 149 (1959)
  • 満田久輝ら: 栄養と食糧, 13, 401 (1961)
  • 3) Eastoe, J.E. and Eastoe, B.: Biochem. J., 57, 453 (1954)
  • 4) Joly, M.: Kolloid Z., 174, 142 (1961)

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