抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ポリビニルアルコール(PVA)およびそれらの誘導体と金属イオンとの錯体生成および性質の基礎的知見を得ることを目的として,各種水溶性部分アセタール化PVAの銅(II)錯体生成反応を行ない,錯体生成と系のpHとの関係を検討,ポリピニルホルムアセタール化PVA(PVF-PVA)ではpH7.25付近より脱プロトン化を伴うキレート生成が観察され,620,258mμに新しい吸収帯が生じた.これらのε
maxと系の銅(II)イオン濃度は比例.錯体生成につれて粘度も著しく低下.これより,ポリマーリガンドと銅(II)イオンは分子内キレートを形成し,同一分子をひきつけたコンパクトな構造を形成するものと予測.また錯体フィルムの結晶化度も検剤し,さらにPVF-PVAのホルムアセタール化度,アセタール基の種類による錯体生成への影響も検詞:参9