抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒョザメTriakis scyllia Miiller et Henleの体重914g,体長58.5cmのものを腹くう内Na-酢酸塩-1-14C0.1mc注射処理し,得られた肝臓70g(7.7%),クロロホルム-ノタノール(2:1)抽出で肝油29.2g(41.7%),さらにけん化により,混合脂肪酸,95.3%,不けん化物4.7%,またその固有の活性はそれぞれ47.8cpm/mgと112.4cpm/mgであった.混合脂肪酸をメチル化し,気-液クロマト分析し,不けん化物はけい酸板薄層吸収クロマトで炭化水素,ステリン,グリセリルエーテルなどを分類した.各種脂質留分の放射能は2タイプのカウンターで測定した.肝油炭化水素からコレステリンとビタミンAの遊離およびエヌテル型,トリ-(ジ-またはモノ-)グリセリド,遊離酸グリセリル・エーテル,各種りん脂質が分離され,また炭化水素は主にプリスタンとスクアレンからなる.