抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昭和43年に北海道内の病院で分離されたコアグラーゼ陽性ぶどう球菌247株の薬剤感受性を検討。高度耐性株の頻度は病床数の大きい病院ほど高く,入院患者由来菌の方が外来患者由来菌より高い傾向.北大病院分離株の高度耐性株出現頻度は,クロラムフェニコールを除く各種抗生物質に対し,昭和41年より43年の方が低く,抗生物質の使用量の減少に伴って減っていることを示唆.標準ファージによる型別率は,北大病院分離株が最低で,22.1%,北大以外の病院の外来分離株が最高で48.6%.耐性率と反対の結果.型別不能株は多剤耐性傾向が強く著者らの分離したファージ1374,1447に感受性.耐性とプロファージとの関係を示唆.セファロリジン,メチルフェニルイソキサゾリルペニシリンに対する高度耐性株の出現はない:参9