抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ゼロクロシング技術を用いて無機および有機シンチレータのパルス波形を観測し,nγ弁別あるいはαγ弁別特性を調べた。ゼロクロシング技術で得られたパルス波形の時間分布においてa放射線とb放射線のパルス波形時間分布の半値幅をそれぞれt
a,t
bとし,この2個のピークの中心間の時間差をTとして.パルス波形弁別の良さを表わすfigure of merit FをF=T/(t
a+t
b)で定義した。F≧1.5で2個のピークが完全に分かれFは無限大となる。17種の液体シンチレータのnγ弁別特性を調べた結果,キシレンを基本としたシンチレータNE-213,KL-356,KL-359,が良いnγ弁別特性を示すことが判った。スチルベンのnγ弁別およびαγ弁別特性。14種のプラスチックシンチレータのnγ弁別特性,CsI(Na)シンチレータのα,p,γ弁別特性,Liガラスシンチレータのαγ弁別特性を調べた。CsI(Na)はαγ弁別に対してM=3.0で大変良いことを発見した(阪井英次)